あかいろモザイク

アニメ、サッカー、ゲームを語るブログ。

【2018冬アニメ】クール総括

2018年の冬アニメが終わりました。新ブログでは初めてとなるクール総括をやっていきたいと思います。前半戦総括はこちらからどうぞ↓

akairomosaic.hateblo.jp

 

総評

今期の新作アニメの視聴本数は12本(昨クール比-1本)。

毎年前評判の低い作品が大躍進する冬アニメ。今年も例に漏れず、「ゆるキャン△」が覇権を掴んだ。もちろん前評判の覇権候補だった「ダリフラ」「ヴァイオレット」も面白かった。その他、個人的には「刀使ノ巫女」と「小泉さん」が今季の掘り出し物であった。

一方で公式自ら"覇権"を宣言し、満を持してアニメ化された「ポプテピピック」はやや期待外れの結果に終わった。とはいえTLを含めネット上は大盛り上がりだったので公式サイドはほぼ思惑通りなのだろうか。

 

作品別感想・採点

曜日別に並べています。採点基準は下記リンク参照。ただしこれを守っていない場合もあるので参考程度に。

akairomosaic.hateblo.jp

 

刀使ノ巫女(2クール作品、12話までを扱う)

今季一番のサプライズ。開幕2話は少々微妙だったが3話以降右肩上がりに面白くなっていった。地に足を付けたようなストーリー進行とダイナミックな戦闘シーンの緩急が良い。主要6人のみならず敵役の描写にも力が入っている(特に11話の結芽)。ほのかな百合要素も良いスパイスになっている。

強いて問題点を挙げるのであれば、設定語りに時間を要しすぎている所と、現代兵器がやたらと活躍したり等一部設定がマッチしていない所か。設定語りに関してはすっ飛ばしにせずちゃんと説明しているから良いのだが、もう少しコンパクトにして欲しかった。

各キャラが使う剣術について考察したまとめがあるので紹介します。非常に奥深い。ただできれば作中でもう少し説明して欲しかった・・・。

togetter.com

キャラ・・・★★★★☆

内容・・・・★★★☆☆

作画・・・・★★★☆☆

音楽声優・・★★★★☆

14/20点

 

魔法使いの嫁(2クール作品、完結)

美しく、かつ真面目に描いたファンタジー。第1クールから語られてきた死生観に加え、兄妹愛や感情理解など様々な要素が詰まった本作。終盤はドラゴンの拘束や眼球えぐり等ハードな描写も続いた。

気になる事があるとすれば22話に出てきた父親の扱いが雑だったのと、SD*1になるシーンが必要以上に多かった(のに加えタイミングが変だった)くらいか。あとは第2クール主題歌は本作の作風と合わなさすぎ。騒がしすぎる。

キャラ・・・★★★☆☆

内容・・・・★★★☆☆

作画・・・・★★★★☆

音楽声優・・★★★★☆

14/20点

 

ヴァイオレット・エヴァーガーデン

今期の京アニ。ヴァイオレットの成長譚として、非常に素晴らしいものであった。最大のテーマである「愛してる」をはじめ、他者の哀しみに共感したり等、人間が本来もっている感情のありがたみを再確認するよい機会となった。少佐の死の真相に迫った8~9話とその直後の10話は今期ぶっちぎりでトップ。

ただ、ヴァイオレットを成長させることを優先する余りか、ストーリー進行がツギハギしていると感じられた。個人的には3~5話を削って、その後の話に時間を割いても良かったと思う(原作勢によると序盤の話はアニオリらしい)。6話以降の良質脚本から察するに、実はスロウスタートよりヴァイオレットの方が「スロウスタート」だったのでは?と感じるほど。

前半に挙げていた問題点である音響関係は改善の兆しが見られたが、やはりBGMと脚本との溝は最後まで埋めることはできなかった(11話の海原であのBGMが使われていたのは例外)。作画は最後まで最高レベルを維持した。

キャラ・・・★★★★★

内容・・・・★★★☆☆

作画・・・・★★★★★

音楽声優・・★★☆☆☆

15/20点

 

デスマーチからはじまる異世界狂想曲

RPGウィンドウの演出、最初こそ困惑したものの、視聴者がRPGをプレイしているかのような感覚で見れるのは良かった。

キャラ・・・★★★☆☆

内容・・・・★★★☆☆

作画・・・・★★★☆☆

音楽声優・・★★★☆☆

12/20点

 

ラーメン大好き小泉さん

満腹の面白さ。悠の兄メインのパートは唐突な男性キャラメインで多少驚いたが終わってみれば良い変化球。レズこと悠は後半一時出番が無かったものの10話で再暴走。ここまでサイコレズになると逆に清々しい。一方で最終話では小泉さんを気遣うなど成長も見られた。一方的な求愛だけが"愛"ではないと気づいた悠は、さらなるレズロードを突っ走っていくのであった・・・。

キャラ・・・★★★★☆

内容・・・・★★★★☆

作画・・・・★★★☆☆

音楽声優・・★★★★☆

15/20点

 

ゆるキャン△

今季覇権。

全員集合が多い日常系の中でも、単独あるいは少人数での関わり合いに力が入っていた。また同時に目新しさも生まれるため、飽きさせない工夫もできている。また前半戦総括でも述べたように、SNSを通じた交流に重点が置かれているのも実に現代的。キャラ間との関わりが作品の善し悪しに直結する日常系アニメの良さを損なってない。

そして予想通り11~12回に5人集合でキャンプをしたが、最高の一言に尽きる。サンタが可愛すぎる(本記事のサムネイルにも設定しています)。

ちなみに本作の主人公はなでしこだが、原作ではしまリンが主人公だった模様。原作未読勢だがなでしこを主人公に据えて正解だったと思う。

OP・EDも文句なしの出来。展開に応じてしまリンのSNSのメッセージが変わるのは巧みな描写といえる。

キャラ・・・★★★★☆

内容・・・・★★★★☆

作画・・・・★★★★☆

音楽声優・・★★★★★

17/20点

 

七つの大罪 戒めの復活(2クール作品、12話までを扱う)

第1クール後半は、いわゆる掘り下げがメインとなった。そんな中でも個人的ベスト回は9話。メリオダスが過去の自分に向き合う試練に打ち勝ったシーンが実にカッコよかった。 8話のディアンヌ過去回も色々と考えさせられるものだった。

ただ、2期に入ってからゴウセルの役回りが少しくどい。一応それが話の導入になってその後の展開は面白かったものの、モヤモヤ感が残る。

キャラ・・・★★★★☆

内容・・・・★★★☆☆

作画・・・・★★★☆☆

音楽声優・・★★★☆☆

13/20点

 

ダーリン・イン・ザ・フランキス(2クール作品、12話までを扱う)

第1クール後半から「恋」や「生命」など深い話へと潜り込んでいった本作。ココロが母子手帳を拾い、生命について色々考えだしたのは非常に気になる所。またヒロ×ゼロツーのみならず、各ペアに主役回が与えられたのは群像劇らしくて良かった。10話のゾロメが大人の世界に迷い込んだ話は、これからの展開への伏線になるであろう。

戦闘シーンは当然のごとく毎回が絶品級、TRIGGERのアクションにハズレ無し。各フランキスのデザインも非常にカッコよく、ロボットアニメだけど露骨にロボットっぽくない所も良い。とはいえ今のところ叫竜がオマケ扱いになっているので、ここの掘り下げを第2クールに期待したい。

あとはキャラの"離脱"が第2クールで起こるかどうか。ゴロー×イチゴ回ではフラグを建てつつギリギリの所で生存させるなど、(いい意味で)危うい展開を持ってきてたのでこちらも気になる所。

12話が終わって、ゼロツーの過去、叫竜の正体等、非常に風呂敷を広げた状態。残り12話ほどでどのような結末を描いていくのか。楽しみの方が大きいが不安もある。

キャラ・・・★★★★☆

内容・・・・★★★★☆

作画・・・・★★★★★

音楽声優・・★★★★☆

17/20点

 

スロウスタート

 

日常系としてはまあまあの出来。最終話も特別なことはせずみんなで買い物したりと日常系らしい締め方となった。

この手のアニメでは名物ともいえる水着回は9話にやってきた。自宅でみんな水着という変化球を入れてきた。きららアニメの中でも5本指に入るえっちさ。万年さん意外とあるんだなぁ・・・w

キャラ・・・★★★★☆

内容・・・・★★☆☆☆

作画・・・・★★★★☆

音楽声優・・★★★☆☆

13/20点

 

ポプテピピック

感想は前半に言いたいことをほぼ言い切っているので割愛。後述の10話以外は正直微妙だった。一応知っているパロディはクスリと笑えたのだが。

個人的ベスト回は10話。飽きが来つつあった中での巨大爆弾。扉のアイキャッチ、日暮警部は目暮警部と同じ茶風林を起用、ポプ子とピピ美がコナン主要キャストを起用と、コナン色全開の話となった。しまいには公式Twitterにもチクられる始末。だが本作において、元ネタが反応するのはある意味勝利に値するものである。

キャラ・・・★★★☆☆

内容・・・・★★☆☆☆

作画・・・・★★★☆☆

音楽声優・・★★★☆☆

12/20点

正直、このシステムだと採点しにくい。ちなみにボブネミミッミの作画は意図的に崩しているとみなしているので採点対象外です。

 

だがしかし2(15分枠)

後半のはじめさん&コンビニ展開は良いテコ入れになった。駄菓子アニメではあるものの、駄菓子ネタ以外で勝負してかつ面白さに直結できていたのは2期最大の成長ポイントといえる。

キャラ・・・★★★★☆

内容・・・・★★★☆☆

作画・・・・★★★☆☆

音楽声優・・★★★☆☆

13/20点

 

たくのみ。(15分枠)

こちらも前半に言いたいことをほぼ言い切っているので割愛。僕自身あまりお酒を飲まないのでコメントしにくい。10話の水着がやたらとえっちかった。 これも大人の特権。

キャラ・・・★★★☆☆

内容・・・・★★★☆☆

作画・・・・★★★☆☆

音楽声優・・★★★☆☆ 

12/20点

 

再放送

コードギアス 反逆のルルーシュR2(完結)・・・1回見たはずなんだけど第2クール後半の密度が濃すぎる。叛道はあのタイミングで切っといてよかったかもしれない。皇道でゼロレクイエムはどう描かれるのだろうか。

幼女戦記・・・リアタイ時の感想はこちらから。

ソードアート・オンライン(第1クール終了)・・・GGOに向けて良い復習になった。にしてもキリト、女を惚れさせるスキルはずば抜けている。で、アサダサンCMは遊びすぎw

シュタインズ・ゲート(1期、完結)・・・面白かった。タイムリープもの特有のもどかしさが実にうまく表現できていた。最後が良く分からなかったけど。「ゼロ」へ向けて期待度が高まるばかり。

結城友奈は勇者である(1期前半終了)・・・「鷲尾須美の章」リアタイ時の感想はこちらから。

 

その他最近見た作品

コードギアス 亡国のアキト(劇場アニメ、全5章)・・・全体を通じれば面白かった。しかし4章後半以降の展開の難解さと最終章の投げやりすぎる展開は頂けなかった。メカバトルは「反逆のルルーシュ」とは異なりCGで描かれていたが、迫力がありすぎて鳥肌立った。続編作ってくれるのであれば欲しいですね。

劇場版SAO オーディナル・スケール・・・面白かった。設定のガバガバさはあったものの、それを以て有り余る迫力を見せてくれた。ラスボス戦で、歴代パートのオールスターが共闘した所は激熱だった。ただ本作の時間軸は2期終了後3期開始前だったので分からない所もあった。ちなみに僕はARよりVR派ですねw

 

主題歌表彰

今期もtwitterで上げました。

不作気味だった今期の主題歌。そんな中でもゆるキャンのOP・EDは他の追随を許さない完成度と中毒性を誇り、2冠を獲得した。OPはAチャンネルのようなテロップと背景を調和させた作りと全編アルファベットのクレジットでおしゃれ感を演出した。EDはEDらしい落ち着いた曲調としまリン視点の歌詞で、余韻に浸らせてくれた。

銀賞はダリフラOPと小泉さんED。ダリフラ中島美嘉を起用する力の入りよう、見事その期待に応えてくれた。小泉さんは可愛らしくもノスタルジックな作りとなった。

銅賞はたくのみ。OPと刀使ノ巫女ED。たくのみは2000年代JPOP臭がして個人的にすごく好み。

 

来期(2018春アニメ)の視聴作品について

あまんちゅ!~あどばんす~・・・2016春放送「あまんちゅ!」の2期。円盤の売上が芳しくなかったようなので少々驚き。でも凄く面白かったので嬉しい。

ゴールデンカムイ・・・北海道が舞台のヤンジャン原作アニメ。当然北海道の民放でも放送されるが、BSの方が早いのでこちらで実況する。

シュタインズ・ゲート ゼロ・・・今季再放送をやっていた「シュタゲ」の2期。

こみっくがーるず・・・きららアニメ。Aパート終了時最初のCMはおそらくきらファン参戦決定CMが来ると予想。そんなことよりあんハピと三者三葉を出してくれ。

ガンゲイル・オンライン・・・SAOのスピンオフ、通称GGO。SAO2期第2クールの再放送と丸被りだが大丈夫か。

東京喰種:re・・・ヤンジャンその2。東京喰種の第3期に相当するが、「√A」とは別世界軸。

多田くんは恋をしない・・・動画工房制作によるオリジナルアニメ。「野崎くん」スタッフが集結。

継続作品・・・冬から春にかけては3本が継続。「ダーリン・イン・ザ・フランキス」、「刀使ノ巫女」、「七つの大罪 戒めの復活」がこれに該当。

再放送・・・「よりもい」が再放送されるので見ます。他、「結城友奈は勇者である(1期途中~2期勇者の章)」が継続。

 

備考

リアルが就活や卒論で非常に忙しいので、来季も絞っていきます。特に今年は続編ものでまだ見ていない作品も多いのでいずれ履修したいです。

なお春アニメは諸事情により、「1話総括」のうpは見送らさせて頂きます。前半総括をうpするかについても現地点では未定になっております。

*1:スーパーデフォルメ