あかいろモザイク

アニメ、サッカー、ゲームを語るブログ。

【2018春アニメ】前半戦総括+リズと青い鳥感想

1か月ぶりのアニメ関係の記事になります。今期アニメの前半6話と、昨クールから続いているアニメの4分の3まで行った所の感想を書いていこうかと思います。また記事後半は先日見に行った映画「リズと青い鳥」の感想になります。

新作アニメ

今季の新作アニメはここまで11本視聴しています。全日帯が2本ほど混じっています。早く6話を迎えた順番に並べています。6話まで扱います。

東京喰種:re

CCG視点による「東京喰種」。

ただ色々説明不足で、原作未読勢からしたら置いてきぼり。√Aの課題点だったバトルシーンの迫力も現地点ではイマイチ。NARUTO作ってる所とは思えぬクオの低さだが大丈夫か・・・?

 

キャプテン翼(第4作)

伝説のサッカーアニメなのだが実は初見。全日帯でやってもおかしくないのだが、今回は関東を含め深夜放送。これは今のサッカーキッズではなく、過去作視聴者に向けた放送体制だろうか?

初見なのであまり先走ったことは言えないが王道な流れ。翼のキック力が小学生どころか人間離れしてたり、小学校なのにやたらと立派なスタジアムを持ってたりとツッコミどころは少なくないが面白い。オーバーヘッドは習得してもあんまり使いどころはないけれど・・・。

制作はJOJOTVシリーズを制作したことで知られるDivid Productionだが、1話でJOJOパロをやるとは思わなかったw

 

魔法少女サイト

 今季の魔法少女もの。非常に趣味の悪いアニメではあるが、逆にそれに魅力を感じてしまう。死亡描写はそれほど多くない(≒主要キャラでは1人も出てない)ものの、グロ要素は結構多くメンタルに来る。サイト管理人、やはりQBやファヴと同類だったか。しかも複数人いるとかただの地獄絵図。

各キャラのぶっ飛び具合も本作の魅力。にじみんを筆頭に顔芸のスペシャリストが揃っており、こちらの方面でも楽しませてくれる。兄貴は性格がク○すぎて最初はただの演出かな?と思ったが話を重ねる度ストーリーに入り込んでいく。にじみん推しのドルヲタ、モブキャラかと思ったら何話も出てきて只者ではなさそう。奴村さん良いやつ。主人公の彩も5話を筆頭に良い立ち回り、奴村さんとの百合具合が濃くなっているそうだが・・・。

OPの完成度・中毒性は今季一番。開幕から精子を飛ばしてきたりサビで実写になるEDも凝った出来。

 

ゴールデンカムイ

物語は極めて王道、アイヌが隠していた金塊を巡って各勢力が争う構図。バトルあり、グロあり、ギャグあり、下ネタあり、アイヌ知識あり、と非常に濃密な構成。特にグロに関してはかなりストレートで胸に刺さる。言語化しにくいがここまで非常に面白い。

 

あまんちゅ!~あどばんす~

 2期。1期最終話でしかなかったダイビング描写が、2期では既に多く描かれており、個人的に1期放送前に見たかったあまんちゅ!がまさに今展開されている。2話のこころちゃん初登場回が凄く良かった。

OPは非常に良いがEDでも使っても違和感ないくらい静寂な曲。

 

多田くんは恋をしない

動画工房のオリジナルアニメ。本作の元になった「野崎くん」同様、ギャグとラブコメのバランスが非常に良い。どのカップリングも現地点ではあまり進展はないが、ここは後半の盛り上がりに期待しよう。

5~6話ではメインヒロインのテレサに関する重要な伏線が回収されたり新たに提示される。上記のtweet同様、終盤に王女であることから多田くんと容易にくっつけない、という展開がやって来るであろう。

個人的には3話が暫定ベスト回。基本的に人間同士の恋愛をやっていく本作だが猫も恋をするってこと。ここはニャンコビッグが一目ぼれをしたチェリーにあやかり、「チェリーは恋をしない」。あと個人的な失態を挙げるのであれば、委員長こと日向子とHINAが同一人物であることに直前まで気づかなかった。制服越しだと胸がないと思ってたので意表突かれた。

他、どうでもいい所を挙げるのであれば、本作のタイトルを「多田くんは恋しない」と間違えることが度々あることくらいか。こういうの、韻を踏むとか踏んでいないとかの問題?

 

こみっくがーるず

今季のきららアニメ。前半は各キャラにスポットライトを当てて成長を描くという王道展開の繰り返し。きららだからあんまり漫画描く描写は力入れないやろなあと思ったが思いの外本格的。30分アニメとは思えぬテンポの良さ、ギャグの鋭さも◎。

5話では同じ制作会社が制作した「わかばガール」のキャラも出演。EDクレジットではキャラの名前は出てこなかったが、声優を察する辺りほぼわかばガールで間違いないであろう。

 

ひそねとまそたん

オリジナルアニメ。視聴予定にはなかったが話題になっているということで2話からリアタイ参戦。丸呑みは個人的に守備範囲ではないが目の付け所としては面白いし、多少強引な設定も勢いでやっており気持ちが良い。主人公含めキャラの尖り具合が鋭く、各描写の「ストレートさ」が良くも悪くも胸に刺さる。また、新作アニメながら90年代~2000年代前半っぽい作風に懐かしさを感じさせてくれる。

セクハラ描写が物議を醸しているそうだが、個人的にはそこまで気にならない。最もセクハラといっても幾島が抜きんでているくらいだが。

 

イナズマイレブン アレスの天秤

全日帯。本家イナイレ1期(FFL編)終了後から世界線が分岐。破天荒な練習から新たな必殺技が生み出されるのはいつものイナイレ、安心感が出る。最初は本家キャラが全然出ず不安視していたが、全国に散らばったということでひとまず安心。豪炎寺が木戸川静修に復帰したりと本家視聴勢として嬉しいファンサービスも多し。

個人的には6話が胸熱だった。鬼道vs豪炎寺のマッチアップは非常に感慨深いし、個人プレーに走る灰崎が成長した所も非常に良かった。

ちなみに学生サッカーの「スポンサード」制度、現実において少年サッカーではまだ行われていないものの、大学と高校では既に行われている。いつ解禁したかは不明だが資金面で安定するなどメリットが出ている。

あとは腕時計みたいなやつでピッチ上から監督の指示が聞けるのは現実でも欲しいやつ。まぁ現実にこれを持ち込んだら戦術がクッソ高度になりそうだが。

 

シュタインズ・ゲート ゼロ

7年越しの2期。1期(クリスティーナが死亡した世界線)から4か月経った2010年12月ということですっかり過去の話だけど、人工知能(AI)はまさにタイムリーな話。面白いのだが文章化しにくい。強いて気になる所を挙げるのであれば鳳凰院凶真ネタとかダルさんがネット用語吐かなくなって"スパイス"が失われた所か。物語上仕方がない。これらは賛否分かれてたけどいざ無くなると寂しさを感じる。

そして6話、1期の"あの展開"が再びやってきた。オカリンのトラウマが再び、これは辛すぎる。その他椎名かがりとクリスティーナの関係とか色々気になる事ばかりで終わった第1クール前半だった。

 

SAOオルタナティブ ガンゲイル・オンライン

面白い。心の闇を抱えた登場人物たちの人間ドラマと、躍動感のあるガンアクション共に良い出来。1話でまずイントロダクション的戦闘シーンを入れ、2話からチュートリアルや仲間との出会いを描く構成は(本作が初めてではないものの)非常に良い。

SAOの名を冠しているが、キリトやシノンは出てこないのでSAO見視聴者にも優しい作りといえる。

 

継続作品

こちらは原則18話まで扱います。

刀使ノ巫女

上記に挙げているように本作の(暫定)ベスト回は15話。普段はエレンと帯同している薫と、生真面目で任務に忠実な沙耶香の、変わった組み合わせだったが両者の新しい魅力を発見した回であった。

本編も3体の大荒魂を巡って盛り上がりを見せてきた。気になる点を挙げるとすれば作画が少々ばててきたことかな?

 

七つの大罪 戒めの復活

全日帯。第2クールに突入し、ついに「七つの大罪」最後の1人が登場。昼しか暴れられない癖ある性能だがこれまた面白くなりそう。

 

ダーリン・イン・ザ・フランキス

 第2クールに突入し怒涛の神回ラッシュ。特に13話~15話の流れは既に今年最高の流れともいえる出来。

 

リズと青い鳥」感想

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リズと青い鳥の感想です。公開から1か月近くが経ち今更感がありますが読んでいただければ嬉しいです。

総括

本作の時系列はTVアニメ2期の後、2年目の夏の物語。監督は本編とは異なり山田尚子*1が務めた。公開前から百合要素が推されると予想され、多方面から「レズと青い鳥」と揶揄(?)されてきた本作。実際僕も百合モノになるんだろうなと予想していた。しかしふたを開けてみれば、いわゆるガチレズものではなく、「友情」あるいは「淡い百合」であった。とはいえ百合好きにはたまらないシーンがぎゅっと詰め込まれているので百合が好きな人は是非見て欲しいものである。

いつもは寡黙だが内に激情を秘めているみぞれ先輩と、一方で普段は明るいけど弱さもあるのぞみ先輩。本作のタイトルと同一の絵本および小説と重ね合わせて具合が良かった。本作のタイトルにもなっているリズと青い鳥と、みぞれ先輩とのぞみ先輩の重ね具合が上手くマッチングしていたと思う。監督が違うこともありユーフォ本編ほどの起伏は無かったものの、最後のハグシーンを始め盛り上がりどころはしっかりあったので退屈になることなく見ることができた。

 

2年目になったという事で、緑スカーフの新1年生も多数入部。その内唯一名前付きの1年生として剣崎梨々花(以下、梨々花)が登場した。声優は若手の杉浦しおりが担当した。橋渡し役として良い役を演じていた。

 

本作は驚くほどに「ユーフォ」らしさが抜けている。ユーフォの実質的続編でありながらユーフォをタイトル内に冠しておらず、また予告映像から分かるように、「ユーフォ」TVアニメシリーズにあった艶が抜けており、淡い作画にアレンジされていた。またユーフォパートとリズパートで微妙に作画が異なっており、特にリズパートでは絵本の世界であることから絵本風の作画が強調されていた。内容の面においてもそれは現れており、久美子、麗奈ら本編主要キャラはサブキャラ的立ち位置に終始。3年勢(本編でいう所の2年勢)に注力されていた。

 

リズおよび少女(=青い鳥)の声優は本田望結が担当した。いわゆるゲスト声優である。本職が声優でない、いわゆる俳優女優を話題作りとして起用することに対して鑑賞前は個人的に抵抗感が強かったが、実際見ると違和感を感じさせないどころがむしろ素晴しい演技を見せてくれた。逆に声優本職を起用しなかったおかげで、リズおよび少女の演技的なリアリティを高めていたと思う。

 

その他・まとめ

今年のみならず、これまで映画館で見たアニメ映画の中でも5本指に入るレベルの面白さだった。前述のようにユーフォらしさは抜けているので、本編が苦手だった人、または2期前半の2年生パートが苦手だった人にもぜひ見て欲しい。

本作は「ユーフォニアム」の新作映画の、2本ある内の1本として公開されたが、もう1本の新作映画に関する続報は公開されなかった。こちらの監督は本編同様、石原立也が担当する。

 

公式サイト

liz-bluebird.com

*1:ただしTVアニメシリーズでもシリーズ構成を担当した。