来月に国家試験を受験するため、3月下旬まで一時的にお休みします。
春アニメの感想などはいつも通り上げる予定です。
普段の活動はこちらでやってます↓
2週間ぶりの投稿です。本日はアニメ関係の雑記です。
昨夜twitterで上げたのでこちらにも載せておきます。
『進撃の巨人』原作未読。最初は把握するだけで精一杯だったけどここ数週間は神展開すぎる。改めて思想教育恐るべし。戦闘も近代兵器の登場で派手な見栄えに、巨人CGは特に違和感なし。あと調査兵団の新装備がカッコよすぎる。
— 小路あかり (@akairomosaic) 2021年2月13日
『ウマ娘』2期も面白い。制作が落ちてもクオは落ちず。テイオーの復活を待ってる・・・。
— 小路あかり (@akairomosaic) 2021年2月13日
『のんのんびより』3期も安定。メイン4人で集まる回は減ったけど、準レギュ陣の個性が光る。4話の駄菓子屋に手錠プレイさせる所と5話のほたるんの所は笑いすぎて、寝てた家族が起きたw
— 小路あかり (@akairomosaic) 2021年2月13日
『びそくぜんしんっ!』10分は短い。ラフィーちゃんかわいい。あとえろい。
— 小路あかり (@akairomosaic) 2021年2月13日
『転スラ』面白い。ただ意外とテンポが速い。酒は強力な貿易カード(?)。なんとなくだけどミュウランは子安を裏切りそう。男性陣がバーに入った所のくだりはワロタ。あと放送時間も良心的だしもう少しリアタイしないと。
— 小路あかり (@akairomosaic) 2021年2月13日
『ワンエグ』覇権候補その①。思春期少女の悩みをストレートに描くのはもちろん濃厚な百合描写がよき。戦闘描写のクオも結構高い(CloverWorksは今季3本なのによく描けてるな・・・)。あとOP最後に割れる卵、終盤で変化が出るやつかな?
— 小路あかり (@akairomosaic) 2021年2月13日
『リゼロ』2クール目前半は回想多め。劇場版である程度は予想できていたけど、エミリアたんの過去が壮絶すぎる・・・。ただ一つ一つの描写が1期と比べても若干長ったらしく感じるかも。後半でようやく動くみたいですね、楽しみ。
— 小路あかり (@akairomosaic) 2021年2月13日
『ゆるキャン△』覇権候補その②。しまりんの再ソロキャンのように1期の積み重ねをよく活かしている。大垣×イヌ子×斉藤さんのキャンプは新鮮でしたし勉強にもなりました。その後はなでしこのソロキャン回やって皆で海辺行く感じかな
— 小路あかり (@akairomosaic) 2021年2月13日
『バック・アロウ』覇権候補と言いたいところだったけど様子見レベルかな。勢いとテンポが先行しているのはグレンラガンを思い出させる。CG主体のメカ戦闘はモッサリしがちだけど本作はスピード感を維持できており良き。ストーリーは後半の展開次第、化けるけど結構ガバいのでコケる危うさもある。
— 小路あかり (@akairomosaic) 2021年2月13日
『五等分の花嫁』制作が変わって作画も大幅に変わったけど面白さは1期から変わらぬ。二乃がここ数回ですげぇ柔らかくなったな。前回と前々回の四葉回めっちゃ良かった。ちなみに四葉推しです。
— 小路あかり (@akairomosaic) 2021年2月13日
『はたらく細胞』2期は1期から路線変わらぬ、乳酸菌メインに色々展開させているのは良いね。好酸球ちゃんの出番はもうなんですか?『BLACK』は予想通りエグいですね。ストレスフルな作風だけど個人的にはアリ。白血球さんでかいしかっこいい。あれ以来魔剤とアルコールはほとんど飲まなくなった。
— 小路あかり (@akairomosaic) 2021年2月13日
『発進しますっ』今回はストライク×ブレイブ。個人的にはクロスオーバー展開を期待してたけど、今の所は別々ですね。淫獣宮藤は平常運転です。ただブレイブ放送からしばらく時間経ってるせいか502面子の記憶が飛びつつある・・・
— 小路あかり (@akairomosaic) 2021年2月13日
今年の冬アニメは覇権級タイトルがしのぎを削る群雄割拠の様相を見せていますが、twitterのTLでは「モルカー」が流行っていますね。僕はまだ2話しか追えていませんが、後日配信サイトでまとめて見ようかと思っています。
個人的には面白くてかつタメになるっていうのが本作を見て最初に思いました。子供向けとして作ったけど大人が見ても満足できるというのが本作のスタンスだと思っています。ただ本作で描かれていること以上に飛躍した解釈が多くて、明らかに不穏な盛り上がりを見せているのはちょっとなあって思います。
4年前の覇権タイトルで、モルカーと同じく動物を扱った作品として「けものフレンズ」がありました。あちらは公式側も闇要素を出していて考察班が盛り上がるのは理解できましたが、モルカーに関しては純粋な作品なので彼らが深い解釈をされても個人的には「ん?」といった感想しか出てこないです。ファンが主体となって盛り上げていくのは良いことだとは思いますが、その盛り上がりが間違った方向に過熱して他コンテンツと比較するときの殴り棒にされるのは避けてほしい所です。
本日は「ご注文はうさぎですか?」に登場するリゼこと天々座理世の誕生日です。おめでとうございます。今年は特に3期放送直後だったので、例年以上に盛り上がっているような気がします(直前に関東で地震があったこともありトレンド入りはなりませんでしたが・・・)。
さて、本作の原作7巻ではバレンタイン回があります(アニメ未放送エピソード)。バレンタインが迫るこの回では、チノちゃんの勉強を応援すべく高校生組がチョコづくりをすることになりましたが、リゼちゃんがその中でも人一倍気合が入っていました。そして当日も、自身の誕生日であることを隠すように普通に仕事をしていましたが、ココアさんに指摘されて皆に祝われた後にロッカーに逃げ出してしまいました。これらの描写などから察するに、彼女は誕生日がバレンタインであることにコンプレックスを抱いていたのではないかと思います。というのも僕は2月22日生まれ(来週)で、リアルでは何かとからかわれやすく個人的にコンプレックスを抱いています。リゼちゃんは特定の行事の日で、僕はぞろ目の日で性質こそは少々違いますが、"特定の日"が誕生日のキャラを扱った話で、多少いじられながらも最後は皆から普通にかつ盛大に祝ってくれて、個人的に少し救われたような気がしました。
ごちうさはこの後卒業旅行や進学、新キャラの登場など大きなイベントが続きますが、4期が放送されるのであればこちらも忘れずにアニメ化して欲しいと思います。
今期のBS11の木曜23時台は「きんいろモザイク(再放送)」と「ゆるキャン△ Season 2」と、「まんがタイムきらら」系列を原作とした作品が続けて放送されている。きんモザもゆるキャンも個人的に好きな作品ではあるが、両者はキャラクター間の距離感の取り方や関係性の構築で真逆に近いアプローチを取っている。今回はきらら作品の中でも名作ないし良作の「関係性」の構築や「距離感」の取り方について、改めて考えたい。
初期、特に2013年辺りまでのきらら作品は「シリアスやギスギスな展開は少なく、毎日クラスメイトで遊んだり食べたりして1日がおわるマジで楽しい学校生活」が多かった印象。初のきららアニメである「ひだまりスケッチ」や、きららの名を全国区にした「けいおん!」は学園生活に加えて部活動の要素も入れており、初期の名作は所属する学校の専攻分野や部活動で個性を出していた。裏を返せば別れの時も寂しく辛いものとなり、けいおん!では軽音部のうち、あずにゃんこと梓のみが下級生ということで、卒業のシーンで軽音部のメンバーと別れを迎える際は涙を誘った。なお本ブログで以前から使用している「王道日常系」は、このような特徴を持った作品を指す。
また初期のきらら作品では「キルミーベイベー」や「ゆゆ式」など、ギャグ色の強い作品もあった。近年は王道日常系の特徴を持った作品のアニメ化は少なくなり、一番新しいものでは2013年に連載開始し、2018年冬にアニメ化した「スロウスタート」がそれに該当する。こちらは浪人要素という個性を持ちながらも、基本的には主要キャラが揃って、学校内や花名ちゃんが住むアパートなどで起こる出来事を中心に描いており、古き良ききららアニメを体現した。
冒頭で紹介した「きんモザ」は個人的には「王道日常系」を踏襲した作品と考えている。きんモザは学校生活を通じた日常を基調としつつ留学生による国際交流で個性を出しているが、本作のTV放送を前後してきらら作品では「百合要素」がクローズアップされるようになった。忍×アリスのような和洋折衷を意識したカップリングや、陽子×綾のようにイケメン女子×乙女的カップリングなどが本作では強く推されている。半年後にアニメ化された「桜Trick」では早くも究極の百合表現が描かれ、キスシーンも躊躇なく描かれた。
その後は「幸腹グラフィティ」や「NEW GAME!」(コウ×りん)のような疑似夫婦的百合を経て一旦落ち着くものの、2018年頃に百合ないし友情を軸にした作品が再び台頭。「はるかなレシーブ」ではビーチバレーの競技的特性と百合ないし友情の巧みさを上手くマッチ。「まちカドまぞく」はファンタジーや魔法少女の要素を絡めながら、敵対から友情への関係の変化を描いた。
このように、2010年代半ばから友情から先の百合というレベルの作品が多く登場するようになり、以後「きらら=百合」という認識を持つ視聴者が増えていった(そのためか、非百合モノやヘテロを扱った作品がアニメ化するたび、ネット上ではちょっとした騒ぎが起こることがある)。
2010年代半ばにアニメ化された作品は、百合要素の台頭と同じくして関係性の構築方法や日常系としての在り方に変化を加えた作品が続々と出てきた。つまり、それまでの多数派だった学園での共同生活や部活動を軸にした要素からの脱皮が図られた作品がいくつか登場した。昨秋に3期が放送された「ご注文はうさぎですか?」は、洋風な街並みの地域コミュニティを土台に、異なる学校・バイト先・学級のキャラクターが日常を織りなしたことで、従来よりも広い世界で、かつ立体的な関係性を構築した。また日本人からしたら非日常な舞台で微かなファンタジー性を与え、絶妙なレベルの癒しを提供した。店員と客としての関係であったり、放課後で一緒に集まったりと、それまでの作品と比べてやや距離が生まれながらも変わらない尊さを提供した。放課後や休日の日常に注力したごちうさは従来作品の主軸であった学園要素が薄いが、3期のココ千夜高の文化祭に象徴されるように、従来の日常系の体裁を「if」とした逆転の発想もみられた。
2012年に連載を開始し、2015年にアニメ化された「がっこうぐらし!」は、当時アニメ界で流行が拡大していた新日常系(過酷な世界の下で少女たちが日常を営むことで、その尊さを描いた作品)のフォーマットを採用。本作もその例に漏れず、迫りくるゾンビとの戦いのさなかで学園生活部が織りなす尊い日常を描き、そしてその日常が壊れ来る時も躊躇なく描いていった。ただきららのアニメ化作品では、明確に新日常系と捉えられるのは本作に留まっている。これは新日常系が尊さと残酷さのギャップを提供する必要があり、原作付きでアニメ化すると原作勢が既に知っているというハンデを抱えているためと思われる。
2018年冬に放送された「ゆるキャン△」は日常系という形に大きな変革をもたらした。登場人物はSNSを利用するシーンでコミュニケーションを取るシーンが多く、物理的には遠ざかっていても、心理的には遠ざかっていないという新しい距離感の取り方を体現した。またしまリンのソロキャンのように「1人」であることを否定しないという、従来の日常系では考えられなかったシーンも登場した。そしてコロナ禍でソーシャルディスタンス(社会的距離間の確保)が叫ばれるようになり、現実世界で物理的距離を取ることを強いられるようになった今、本作の評価が一層高まっている。ただし、アニメ1期が放送された地点からこの距離感が評価されていたという点は留意しておきたい。
ゆるキャン△の登場で新たな関係性が提供されることとなったが、時を同じくしてきらら作品ではもう一つの流行が生まれつつある。それは内気ないし陰キャに分類される主人公の登場である。ゆるキャン△の同期である「スロウスタート」や、翌クールに放送された「こみっくがーるず」では、主人公が内気であり、仲間たちに励まされながら明るくなっていくという特徴がある。前者では学校生活による日常がメイン、後者では漫画家といういずれも既出テーマではあるものの、性格を従来から逆転させたことで、主人公の成長を見守るように作品を楽しむことができるようになった。
この流れは漫画の外でも起こっており、きらら作品のオールスターゲーム「きららファンタジア」の第2部で新登場したうつつちゃんは常にネガティブ思考ド陰キャキャラとして強烈な個性を放っている。彼女が今後、どんな活躍を見せるのか、また心を開くことはあるのかが楽しみである。
キャラクター間の関係性できららアニメを振り返ると、その時代の流れや作品の特徴をより深く捉えられることができた。
昨秋にきらら作品の歴史をまとめた「きららアニメ史」を挙げているので、是非こちらも見ていただけると嬉しいです。※先日、全編で一部箇所の加筆と修正を行いました。
今日は久しぶりにpixivの作品を紹介します。
#ゆるキャン△ 志摩リン×インテル - 小路あかりのイラスト - pixiv
twitterのアイコン用に作成したドット絵です。「ゆるキャン△」の志摩リンに、イタリアのサッカークラブであるインテルのグッズ(ニット帽とカバン)を身に着けさせてみました。グッズ自体はオリジナルです。
今回はストーリー性も意識しました。pixivでの説明にも書いてある通り、メインスタンドで観戦しているようなイメージで描きました。リンちゃんはスタジアムのメインスタンドで静かに観戦するのが似合っていると思います。一方の野クルメンバーはゴール裏でチャントを歌いながら応援するのが似合っているかもしれません(ただスタジアムは騒がしいところなので、両者ともサッカー観戦に興味があるかというと微妙ですが・・・w)。なおリンちゃん自体は、例によって公式絵の模写です(今回はアニメ資料集の表紙が元)。
ほぼ毎年、アニメキャラにサッカーのユニフォームを着せているドット絵を上げていますが今年のインテルはユニフォームではなくグッズを着用しました。今シーズンはギザギザ模様でドット絵で描くのは難しいと判断したからです(ちなみに今回はごちうさのリゼちゃんに着用させる予定でした)。
今年もtwitterアイコン向けにアニメキャラのドット絵をどんどん作っていく予定です。今の所はゆるキャン△のなでしこやまどマギ、マギレコのキャラ等の制作を計画しています。今年でtwitterアイコン向けのドット絵を上げ始めて5年が経過しますが、そろそろ1からドット絵を描いてみたいとも思っています。また時間が空いている時ではありますが、手書きイラストの練習も始めました。うpできるレベルになるのはまだまだ時間はかかりますが。
昨秋放送された「ご注文はうさぎですか?BLOOM」、面白かったですね。私は本作の放送を前後してごちうさモチベが爆上がりして、先日原作コミックスの最新9巻を読み終えたところです。
3期が終わってまだ日は経っていませんが、早くも映像化の続編が待ち遠しいところです。今回は今後の映像化展開がどうなるかを、希望も込々で予想したいと思います。
3期では原作コミックスの5巻から7巻序盤までを消化。チマメ&リゼの卒業旅行を直前に控えたところでアニメ3期は終了している。残るストックについては2021年2月現在、7巻の約3分の2と、8巻と9巻がある。1期が1~3巻、2期が3~5巻を消化しているという前例も考慮すれば、2021年2月現在で既に4期のストックは確保できていることになる。
現在のストック分を使って来年あたりに4期をやってもおそらく問題ないが、卒業旅行編はごちうさとしては異例の長編エピソードで、TVアニメで放映すると何話かで区切らなければならなくなる。話としてのまとまりがありクオリティも高いこのエピソードは、劇場アニメとして公開するという選択肢も視野に入れるべきだろう。ごちうさ原作は今年で10周年を迎え、プロジェクトの一環として劇場版公開を発表することも十分あり得る。
上映時間に関しては多分問題ないかと。きらら作品の大先輩である「けいおん!」は上映時間110分で仕上げており、ごちうさも同様の上映時間で1.5巻分を詰め込めばちょうどよくなると予想。ただTVシリーズのテンポでそのまま入れるとなると結構ハイテンポになる可能性も・・・。
原作では卒業旅行編が終わるとココアが3年に、チノが高校に進学することとなる。前述の卒業旅行編を劇場公開させるとなると、4期のスタートを丁度いいタイミングで迎えることができる。原作の消化具合もちょっと予想すると、前半の6話は7巻の未消化分と9巻の後半を中心に組み立てて、9巻最後の進級歓迎パーティを6話ぐらいに持ってくるかな?そして後半6話は10~11巻の内容を引用するかと。できれば2クールで原作完結の所までやってくれると理想だけど・・・原作の流れが読めない以上まだ考えるのは早計かな。
ここから先は円盤の売上(公式発表ではなく参考値)に関する話題なので、読みたい人だけ読んでください。
ここまで原作ストックガー10周年ガーで勝手に話を進めてきたけど、続編への資金源として3期の売上がどうなっているかについて一応触れておきたい。アニメの円盤売上を取り扱うWikiによると、3期1巻の売上が8000枚弱とされている。1万台に乗せていた1期や2期と比べるとやや数値は落ちるものの、十分稼げている数字。そもそも2期から3期までの5年間で、アニメのビジネスモデルが大きく変化しているのでもっと稼げているんじゃないかと。
今回は予想というよりも希望的観測でしたが、ごちうさの今後のメディア展開に期待です。原作も新キャラの登場や既存キャラの進級・進学で関係性が再構築されており、続きが楽しみで仕方がない状態になっております。という感じで今回は終わりにしたいと思います。ここまでお読みいただきありがとうございました。
毎年恒例のユニフォームレビュー、後半戦です。今年もドット絵は用意していませんが、各クラブのユニフォームを紹介しているリンクを掲載しました。前半のリンクはこちらからどうぞ。
胸番号の掲出自由化から3シーズン目となった2021シーズン。統一フォントの影響でどうなるかと思われたが、開幕前で掲出が確定したのは広島と柏、清水、徳島の4クラブのみ。これらのクラブはいずれも昨シーズンも掲出していたクラブである。一方で昨シーズンまで掲出していたG大阪、大分、川崎は非掲出が確定。J2以下でも廃止の流れが加速している。
今シーズンは発表順に並べています(今回は、年明けに発表された10クラブ分のみです)。採点は1st/2nd/3rdの順で、特筆の無い限りはリーグ戦用です。
メーカー:YONEX 採点:3.5/2.0
現代では珍しく2シーズン毎にデザインを変更している柏レイソル。奇数年に入るにあたって新デザインに切り替わったが、今回はホーム・アウェイ共にリーグ優勝を果たした2011年の復刻デザインとなった。
ホームは伝統の黄色地のシャツに黒のピンストライプを添えた。パンツとソックスは共に黒で、こちらも2011年の配色を踏襲。オリジナル同様、シンプルでかつスッキリした印象を与える。復刻デザインではあるものの、相違点は結構多く、オリジナルで使用されていた赤のアクセントは使用されず、ピンストライプもオリジナルでは白と水色の2色が使用されていた。使用色を絞って統一感を持たせたのは良い。しかしオリジナルでは袖にも引かれていたストライプ、今回は胸部分のみの採用となっている。ここも黒のピンストライプを引いていれば、もっと統一感が生まれていたのだが。その他、オリジナルではパンツやソックスにも数か所アクセントが散りばめられていたが、こちらを削除したり簡略化したのは良き。白ベタのスポンサー掲示がないのも好印象。
アウェイは全身白で、こちらも2011年の配色と踏襲。オリジナルと同じくホーム用の黄色および黒を抜いただけの手抜きデザインだが、そこまで合わせなくても良かった気が・・・。
ちなみに胸番号の位置も異なり、オリジナルの右胸から中央に移動している。ただ配置があまりに下過ぎてバランスが悪い気が。フォントカラーはシャツは黒、パンツはなんと黄色ではなく白を採用した。統一感は何処へ。また、オリジナルではまだ採用されていなかった背ネームは今回採用される。
メーカー:NewBalance(今季よりUNBROから変更) 採点:5.0/3.0
ルヴァンカップ王者のFC東京。今季よりサプライヤーがNewBalanceに交代し、発表前から公式で大々的な企画が行われるなどその自信をうかがわせていた。
ホームはクラブカラーである青と赤でストライプでまとめたシンプルな仕上がりとなった。またシャツ全体にはうっすらとしたカモフラージュが描かれている(本当にうっすらとしているので、至近距離から撮影した画像でないと分からないレベル)。パンツは青、ソックスは赤で、このカラーリングはUNBROから継続した形となる。今季Jユニ一番の完成度なのではないだろうかというくらいの衝撃。クラブの個性と伝えるべきポイントを簡潔にわかりやすくを表現した完璧なデザインである。海外じゃこのくらい当たり前だけど、Jリーグでこのレベルのデザインを実現したのはもはや感動モノ。さらにスポンサーロゴも白抜きで統一されており、統一感の向上に一役買っている。背スポンサーのライフバルまで完全白抜きになったのは驚きだった。
アウェイは白地に赤と青のピンストライプ。味の素スタジアムからインスピレーションを受けたデザイン(とクラブ公式では書かれているが、おそらく屋根の構造から着想を得たのだろうか)。スポンサーロゴ等は黒で統一した。ありきたりなデザインではあるがよくまとめられている。エンブレムまでモノクローム構造になっていなかったが、統一感の代償と称してクラブカラーを失わせるわけにはいかなかったとの判断だろうか。
オーセンティックモデルではエンブレムが刻印されている場所の裏にYou'll Never Walk Aloneが記されている。見えない所で個性を出していく所にこだわりを感じる。
メーカー:adidas 採点:5.0
シーズンを通じ低迷し、従来では降格圏内にあたる17位でフィニッシュ。ピッチ外でもネガティブなニュースが流れる中、元U-23日本代表監督の手倉森誠が監督復帰した。
ホームモデルは伝統のゴールド(赤みを帯びた黄色)×青×ゴールドを継続。シャツ胴部には黄色の稲妻のような透かしを入れ、アクセントはエンブレム、スポンサーロゴを含めてすべて青で統一された。統一感の塊とも取れるデザインで、クラブ史上最高のモデルと言っても過言ではない完成度となった。白ベタが未だに多いJユニで、ここまで徹底してきたのは驚きでしかない。さらに胸中央部には東日本大震災から10年を迎えるにあたってメッセージを刻印。年間を通じて掲示されるメッセージと思われ、震災を風化させないことをサッカークラブから意思表示することは非常に大事なことである。
メーカー:YONEX 採点:4.0/4.0
昨季J2で最少失点を記録した堅守を武器に2016年以来、5シーズンぶりにJ1の舞台で戦うアビスパ福岡。Jリーグ屈指のエレベータクラブであり、コンサドーレとJ1で対戦するのは2001年以来20年ぶり(!)。
YONEX4年目のホームはネイビー地に銀色と水色のストライプを配した。銀色のストライプには、クラブ愛称およびマスコットに由来するハニカム構造(ハチの巣)を配した。また、胸スポンサーも交代し、地元企業の新日本製薬が新たに掲示された。誰が見てもカッコいいであろうネイビー地のカラーリングに反しない良きデザインとなった。ただ水色のストライプの使い方がややバランスを悪くしているので、銀色ストライプと同じような使い方でも良かったんじゃないかと思う。また濃色系ユニフォームであるが故に、スポンサーロゴの白ベタが多いのが気になる。多くのスポンサーが付くことはクラブ経営上良いことはあるが、見栄えというモノにも気を配って欲しいかと(こういう所はあまりお金が絡まないのでどうしても無視されがちではあるが)。
アウェイはホームと同デザインで、こちらもクラブカラーである銀色地を採用。福岡アウェイ=銀色の安定感。創設初期のホームユニを漂わせるデザインで良い。ただこちらもホーム同様、水色ストライプがどうしても気になる・・・。
ちなみにホーム用の配色がネイビーになったのは2004年から。それまではシルバー(というよりは白)がホームカラーだった。ネイビーが初使用されたのは2003年アウェイで、これが好評を博しホームとアウェイの配色を入れ替えたとされる。ただし、ネイビーの色合いはシーズンによって異なり、2015年以前は青がもう少し明るかった。
メーカー:NewBalance 採点:3.0/4.0
数シーズン前から有力スポンサーが相次いで撤退し、苦境が続くサガン鳥栖。それでもシーズン終盤から今季開幕前にかけて新スポンサーとの契約案件もあり、立て直しへの兆しも見られる。
ホームは今季で採用から15年が経過した水色地に、左胸部(エンブレムの入っている方)にピンクのカモフラージュを表現。クラブ公式は直線的と表現しているが、個人的には熱気を感じるデザイン。昨年終盤より胸スポンサーを務める木村情報技術を始め、全スポンサーが白ベタであるが、経営状況やユニフォームの視認性の観点からは致し方なしか。ただ統一フォントの太い黒縁がどうしても気になってしまう。
アウェイはホームとは別デザインで、白地にクラブカラーである水色とピンクの変則ボーター。スピード感あふれるデザイン。アクセントはこれまで通りピンクに統一されており、背番号フォントは黒を採用することとなった。各クラブのユニフォームが出そろう度に、統一フォントによるカラー制限の影響を改めて実感する。
メーカー:Mizuno 採点:3.5/2.5
初のJ2優勝を果たし、2014年以来のJ1昇格となった徳島。リカルド・ロドリゲス監督を浦和に引き抜かれたが、過去にレアル・マドリーの下部組織を指揮していたダニエル・ポジャートスが新たに監督に就任した。J参入の2005年以来Mizunoと契約しており、現在Mizunoと契約しているクラブでは最年長である。
ホームは青地に徳島県の象徴である渦潮を斜めストライプでデザイン。裾の緑で太陽の灯りを表現した。なお今回はシャツのみならず、パンツの裾付近にも表現されている。パンツで透かしを採用するのはかなり珍しい。透かしの使い方はやや古さも感じるが、ブレないコンセプトを持つことは地味ながら強い。なお今回はアクセントに赤を採用していない。
アウェイは白地にホームと同一デザインで、銀色のストライプで渦潮を表現している。徳島はこれまでホームとアウェイで別デザインを採用したことはないが、ホームにあった太陽の灯りを表すアクセントはアウェイにはなく、ホームとはまた違う雰囲気を出している。
メーカー:Soccer Juncky 採点:4.5/4.0
レギュレーション変更の影響もあり初のJ1残留、年間順位も従来のJ1残留圏内にあたる15位でフィニッシュした横浜FC。中村俊輔の背番号を「10」に変更した他、「カズ」こと三浦知良と契約延長した等、今季もレジェンドの話題に絶えない。
ホームモデルは従来と同じく水色だが、水色の明度を従来よりも落としている。胴部には紺色のピンストライプを引き、肩には襟から袖口にかけて金のラインを2本引いている。スポンサーロゴも白抜き中心で白ベタは1か所も無しと統一感のある構成となった。明度と落としていてかつシンプルなアクセントでまとめており、おしゃれなデザインとなった。今後の商品展開にも反映させると記載していたが、確かにこれは生かしやすいデザイン。全身はクラブフラッグに由来する水色シャツ×白パンツ×紺ソックスで、3シーズン連続の組み合わせとなった。横浜FCというと2010年代に下半身の配色をコロコロ変えていたが、今後はこの3色で固定するのだろうか。
アウェイは昨年と同じ白×紺×白で、ピンストライプは水色で表現している。同一デザインではあるが、ピンストライプをハッキリ主張した配色に。
メーカー:PUMA 採点:3.5/3.5
片野坂体制6年目の大分。今シーズンは福岡のJ1昇格もあり、九州ダービーが年4回開催される(J1では初)。
ホームモデルはこれまで通り青地で、今シーズンはクラブ史上初めて黒のパンツを採用(昨シーズンは黒のソックスを採用していた)。他クラブも採用しているPUMAの最新テンプレートに、胸部から裾にかけて三角形の変則ストライプが描かれている。トリニティから着想を得ているだとか。またストライプの透かしとして、温泉から着想を得た透かしが入っている。透かしの形状もクラブエンブレムの「T」に近い形状となっており、細部からこだわりを感じる。全体的に情報量が多めのデザインとはなっているが、黒パンツを採用したことにより従来の大分ユニの問題点だったチグハグさが解消されている。ソックスのストライプ(こちらもテンプレート)と合わせてストライプの主張具合が絶妙である(そう考えると2018年は酷かったね・・・)。
アウェイは白地でホームと同一デザイン。アクセントカラーは青で統一している。
今シーズンから統一フォントが導入され、J2やJ3を中心にそれまで背ネームを採用していなかったクラブも採用する動きが出ている中、大分は背ネームは採用しない模様。折角Jからフォントを用意してくれたのに、これは一体どういうことなのだろうか?
メーカー:adidas 採点:3.0/4.0
一昨年の王者マリノス。攻撃力は健在だったが、失点が相次ぎACLやリーグ戦では期待を下回る成績に終わった。
ホームモデルは従来通り青×白×赤に、セルティックなどでも採用されている丸首テンプレートを採用。首と袖に赤と白を使うクラシカルなデザインに、荒波をモチーフとした透かしを胴部全体に描いた。そして胸スポンサーの日産も新ロゴに切り替わった。J発足以前より親会社兼胸スポンサーとしてマリノスを支えているが、ロゴ色を白に変更した2001年以来2度目のモデルチェンジとなった。ここ近年は主張の強いデザインが続いていた中で、比較的落ち着いたデザインとなった。非常に良いデザインではあるが、ポップさのある統一フォントが載るとなるとちょっと質が下がってしまうのが残念(ちなみにパンツ用フォントは従来の赤ではなく黒を採用する模様)。
アウェイはホームとは異なるテンプレートで、今シーズンも白×紺×白の組み合わせ。裾から胸にかけて斜めストライプが描かれた、スタイリッシュなデザイン。紺色の使い方や細めのアクセントも相まって、高級感がよく出ている。パンツ裾の赤がちょっと主張強めだけど。
GKモデルはFP1stモデルとは異なる荒波の透かしが採用されており、より荒波感が強くなっている。ただ、波というよりは木目調な気がするけどw
メーカー:PUMA 採点:3.0/2.5/2.5/2.0
最後は昨シーズンのJ1王者である川崎フロンターレ。記録ずくしの昨シーズンとなったが、今シーズンはアジアの舞台でも圧倒的な攻撃力を発揮できるかの期待が集まる。
ホームモデルは水色地に黒袖、そして胴部にはボーダーを白と黒の2色で表現。黒袖の2020モデルとボーダーの2012モデルを組み合わせたようなデザインとなった。胸番号もついに廃止し、スッキリした印象を与えるようになった。白地に黒縁の統一フォントとの相性も高い。が、クラブによって相性差が出るのはやはり良くない気が・・・。
アウェイは白地に黒のアクセント。デザインもホームの使いまわしと、とても昨シーズンぶっちぎりでJ1優勝したとは思えない手抜き仕様。国内用だったのがマシなのかどうかは分からないが、灰色や水色を使わず統一感を出したのはせめてもの救いか。
ACLモデルはまさかの2017年テンプレートの使いまわし。一方の胴部は京都や熊本が採用しているダイヤモンドグラフィックを採用。究極の手抜き仕様となった。正直呆れるレベルではあるが、別デザインを用意しただけまだ救いと考えておこう。なおこちらは胸番号を採用しており、フォントも独自デザインを使用。胸番号は余計だがカッコいい。
最後に、今シーズンのJ2・J3の中で気になったユニフォームをピックアップしてレビューします(今回は採点はしません)。
メーカー:Kappa
気が付けばJ2降格から12シーズンが経過したジェフ千葉。今シーズンのホームモデルは全身に蛍光黄を採用。千葉県の地図をカモフラージュ状にまとめたのは上手い。アクセントとなるラインはクラブカラーでもある赤と緑を採用しているが例年と比べるとちょっと控えめな印象。そして背番号フォント、クラブ創設以来から使用してきたフォントがJ統一フォントの導入で使用できなくなり、また統一フォントに緑が用意されなかったため、赤を選択した。2000年代半ばの濃紺アクセントを復活させて乗り切るのかなと思ってたけど、これはこれで良し。
アウェイは明るさの異なる濃緑を採用。こちらも千葉県カモフラージュを採用しており、ホーム以上に軍隊感が出ている。ただスポンサーの白ベタ率が高すぎるのは残念。アウェイユニの配色が毎年変わる数少ないJクラブ。アウェイの配色にやたらとうるさい者なので、応援していなくても毎年気になってしまう。
メーカー:(自主製作)
J3鹿児島は今シーズンより、Jクラブでは史上初めてとなる「自主製作」でユニフォームを製作。従来のスポーツメーカーを通さない方式により、ユニフォーム価格を下げることに成功した。品質面においても大手メーカーの下請け会社が担当することにより維持しているとのこと。ユニフォームデザインとしては従来と同じく紺色を基調に、薩摩切子をモチーフとした「キリコダイヤモンド」を採用。その他ライン類のアクセントは一切なく、シンプルな仕上がりとなっている。アウェイ用はホームと同一デザインで昨シーズンと同じく白のシャツとパンツを採用しているが、今シーズンはソックスにピンクを採用した。桜島に由来すると思われる。
従来メーカーのテンプレートにとらわれないデザインにより、高いオリジナリティも期待できる。ユニフォーム価格の削減という観点からも、鹿児島の成功次第では流行する可能性もあるのでは。
久々の試合レポート記事です。今朝、コッパイタリア準々決勝のミラン戦を見ましたが、色々と凄かったですね。twitterは先日の一件で謹慎中なので、今回はブログで試合を返ってみようかと思います。
本日のスタメンはGKハンダノ、DFコラロフ&シュク&デフライ、MFダルミアン&バレッラ&ブロゾ&ビダル&ペリ、FWルカク&サンチェスといった陣容。カップ戦ということもありメンバーは若干落とした。一方のミランはイブラを始めほぼベスメンといった陣容だった。次はベネヴェントだしベスメン投入しても良かったんじゃないかという気もしながらもキックオフを迎えた。
前半はミランペース。というよりはインテルのマークが浅くてシュートを安易に打たせられる展開がやや多し。ミランは20分にケアーが負傷退場し、チェルシーから移籍したばかりのトモリがミランデビュー。今日はそのトモリにかなりやられた。要所要所で攻撃にフタをされて、流れはますますミランに傾く。そして31分にコラロフのマークが甘くなった所にイブラがズドン。確かに凄いシュートではあったけど防げた失点だったよね、とは思った。
インテルの攻撃は本日もバレッラ様を中心に組み立てる。サンチェスのキレのあるプレーも効果的だったが、ミランの堅守を前にルカクに中々渡らず。確かにサンチェスもチームの貢献度は大きいけれど、こういうシーンを迎えるとより攻撃力のあるラウタロ×ルカクの方が強いんだよなあと改めて思った。そして前述の通りコラロフの守備が相変わらず危うい。本職的にウイングバックという選択肢も無くも無いけど、ペリとかヤングとかもいるから正直優先して使いたいかというと微妙だし。といった感じの序盤だった。
前半も終盤に差し掛かった所、ロマニョーリがルカクを倒したシーンをきっかけにルカクとイブラが睨み合い。戦慄と化した一面は喧嘩両成敗ということで両者イエローを貰う。この時イブラはルカクに対してチビと罵ったとか。差別案件で無かったのはまだいいけれど(良くない)。確かにズラタンは195cmで大きいけれど、ルカクも190cmもあるんだよなあ・・・。
その後ルカクがキレまくった状態のまま、前半は終了。エンタメ性のあるシーンではあったが、これが後半に大きく響いてくることとなるのはまだ誰も知る由はなかった。
後半は開始時にダルミアンに替えてドリブルに定評のあるハキミに交代。攻勢に出たインテルは立て続けにチャンスを演出するも、ミランの第2GKタタルシャヌが好セーブを見せて中々ネットを揺らせない。当のハキミも、ミランの守備の硬さを前にスピードを中々生かせず。そして58分にイブラが2枚目のイエローを貰い退場、ブラヒムディアスと2人がかりだったからどうかなと思ったら、ラッキーな展開が転がり込んできた。
ミランは当然のように1点を守る展開に。67分にラウタロを投入しインテルの猛攻は加速するが、やはりタタルシャヌが堅すぎる。そんな中71分、バレッラが右サイドからPA内に侵入した所でレオンのスライディングが入り、VARの末PK獲得。セリエAはこういう怪しいプレーは大体見逃さずにVARを通すので、良くも悪くもPKゲーである。このPKをルカクが落ち着いて決め、同点に追いついた。浮かせるコースはヒヤるけど完璧なコースでもあった。
同点に追いついてから間もなくして主審のヴァレーリさんが肉離れで負傷退場。第4審判が途中交代で出場するというレアなシーンに遭遇した(ヴァレーリさんお大事に)。審判の交代で時間がしばらく過ぎ、終盤でエリクセンとヤングを連続投入。この間にはルカクとラウタロの惜しいワンツーもあった。そして後半ATに得たフリーキック、エリクセンが右足で放った球はゴールネット左上に吸い込まれ、ついに逆転。この瞬間はガチで叫んだ(近所迷惑)。苦境が続いていたエリクセンが大一番で救世主になった瞬間であった。
試合終了直前にハキミが大会2枚目のイエローを貰い、次戦出場停止という余計なプレーをかますものの、インテルが2-1で勝利。デルビーを制し、準決勝へ駒を進めることとなった。ユーベに続いてデルビーで勝ち星を奪い、今季のミラノダービーはこれで1勝1敗となった。最近のインテル、プロヴィンチャ相手には勝ち点を落とすのに強いところにはキッチリ勝つという、まるでちょっと前までのリバプールを見ているよう。ちなみに準決勝は明日早朝に行われるユーベvsSPALの勝者と対決することになっている。またデルビーかよ・・・(まだ決まってない)。
先ほども少し触れていたが、後半は審判の途中交代やVAR、負傷などでゲームが止まるシーンが相次ぎ、アディショナルタイムはなんと10分が与えられた。こちらも中々見られない時間設定で、エリクセンが97分に勝ち越し点を奪ったのでなお美味しいこと。
ミラノダービーの勝利はリーグであろうとコッパであろうと、喜びが格段に違う。近年のミラノダービーの結果はその後の展開にも響いてくることが多い(昨年はインテルがダブルを取ってその後の試合でも勢いづいたし、その前の年はミランが復調だった時にインテルが勝って勢いが逆転したし)。2月の対戦と合わせて、優勝へ向けて弾みを付けたい。
といった感じで、今朝のデルビーは見ごたえ抜群な試合だった。DAZNのハイライトも、ルカクとイブラの睨み合いシーンでばっちりと。でもデルビー感が出ていて凄くいいw