先日、Jリーグ主催公式戦(J1、J2、J3、ルヴァン杯)の年間日程が発表されました。今日はレギュレーションの変更点やそれに関する雑感と、浦和と札幌の日程に関する雑感を書いていこうかと思います。
レギュレーションの変更点
- J1降格枠が2.5(自動降格2、入れ替え戦枠1)に減少。
- 上記に伴うJ1・J2の入れ替え制度の変更。J1昇格プレーオフが「J1参入プレーオフ」に名称変更され、昨シーズンまでのJ1昇格プレーオフと2004~2008年に実施されていたJ1・J2入れ替え戦を組み合わせたものである。これによりJ2のPO枠に入ったクラブは本大会で最大3連勝しなければ昇格できなくなった。詳細は下記リンクにて。
- W杯開催に伴い、5月下旬から7月上旬までリーグ戦は中断。カップ戦を含めた公式戦全体を見ると、6月9日から7月11日まで1か月間のブランクがある。
- ルヴァンカップの出場枠拡大、グループステージ(GS)のレギュレーション変更。最大20チームが参加し、グループリーグからは16チームが参加。J1のACL出場権を逃したチームと、J2降格した上位チームから選出される(後述)。
J1参入プレーオフ、少し煩雑。昇格POで昇格したクラブが1年降格を繰り返した*1ということでこんな制度になったと思うが、それなら旧昇格POは削った方が良かったと思う。しかも今回も全部1発勝負で、運だけで昇格できるデメリットは残っているし、これも旧昇格POみたいになったらまた改正されそうな予感しかない。
あとルヴァン杯出場枠の拡大も頂けない。J2はただでさえ42試合と過密日程なのに、さらに6試合増えるのは酷。1年復帰を阻害させるだけでしかない。さらに柏がACLプレーオフで敗退するとルヴァンに回され、逆に柏が勝つと前年度17位で降格した新潟が参加するという、酷いレギュレーションに。何故こんなレギュレーションにしたのか。
浦和レッズ
堀政権2年目、同政権初の延年となる浦和レッズ。今季はACL出場権を持たないため公式戦は国内のみとなっている。
まずはルヴァン杯について。4シーズンぶりにルヴァン杯のグループリーグに参戦する浦和レッズだが、
G大阪、
名古屋、
広島と同居する、中々鬼畜な組み合わせになった。しかも今季は全公式戦で「ナショナルダービー」が最低4試合組まれるという、明らかにJ側が金儲けを目的にこんな組み合わせにしたと言っても過言ではない組み合わせに。Jは何故、浦和にこれほどにも試練を与えるのか・・・
次にリーグ戦。開幕戦はお得意様ことFC東京で、ホーム開幕戦は広島。GW中の川崎と鹿島の連戦が大きな山場になるであろう。終盤には30節に鹿島、31節にG大阪と、場合によっては優勝争いを左右しかねない試合も組まれている。ちなみにコンサ戦は4月21日。
今年の目標はもちろんリーグ優勝&国内3冠。最低でもACL復帰。ただ今オフは主力の放出が相次いでいるので、正直昨年以上に優勝への道のりは厳しい。補強組のマルティノスと武富がどこまでやれるかに懸かっている。また今年からACL枠が本戦2枠・PO2枠と厳しさを増したが、昨年のアジア王者として絶対にアジアの舞台に帰らなければならない。
北海道コンサドーレ札幌
16年ぶりのJ1残留を決めたコンサドーレ。前浦和レッズのミシャ監督が就任、さらなる飛躍となるか。
まずはリーグ戦から。昨年と同じくホーム開幕戦は第3節と遅い。雪国だから仕方ない。特筆すべき点としては厚別が今季既に4試合組まれている点か。しかしG大阪戦厚別は無いわ・・・(今年こそG大阪戦見に行く予定だったのに)。今季は7月の川崎戦とか8月の
柏戦とか9月の
鹿島戦とかを見に行きたい。11月10日の
浦和戦は検討中。
ルヴァン杯は甲府、磐田、清水と同組。磐田さえ気を付ければGS突破もあり得る。コンサには関係ないが静岡ダービーとこれまた贅沢な組み合わせも。
今季もJ1残留が目標。ただミシャの実績を考慮すれば1ケタ順位も狙っていきたい。いずれはACLも狙っていきたいが、今の戦力でACLに行ってもJリーグの恥さらしになりかねないからまだ良いかな・・・。
まとめ
開幕まで約1か月、待ちきれない。今はリバプールでサッカー成分を摂取しているとはいえ、やはりJリーグが無いのは物足りない。浦和、札幌共に目標達成に向け全力を尽くしてほしい。
余談:新アイコン作りました
シンプルになりすぎたかな?
【1/29追記】ルヴァン杯の新潟の参加条件が間違っていたので修正しました。