「モンスターハンター:ワールド」、先日HRを解放させました。
予定通り、先日うpしたプレイレポートの後編となります。
グラフィック関連
属性攻撃のエフェクトが強化
各種属性攻撃のエフェクトが強化された。特に強化が目覚ましかったのが毒。ハンターの毒属性攻撃でモンスターを毒状態にすると、従来の紫色の煙を発する他、口から毒を吐くようになった。麻痺の痺れ具合はやや雷属性に近くなってしまったものの良いエフェクト。大容量・高画質のPS4なら当たり前だが、こういった細かい所でもリアリティが増した。
クエスト関連
虫系小型モンスターの剥ぎ取りが容易に
本作の小型虫枠として、無印系統および2系統を中心に登場していたランゴスタとカンタロスが登場。虫という繊細な生き物のため、強い衝撃を与えるとバラバラになり、はぎ取ることが出来なくなる(これは3系統のブナハブラも同様)。これまでの作品で両者をはぎ取るためには、毒けむり玉で毒殺したり石ころで撲殺する必要があった。
しかし本作はスリンガーの登場で投てき武器が豊富になり*1、また絶妙なダメージ量のおかげもありバラバラにせず倒すことが容易になった。さらに直線状に撃てるようになったため狩りやすくなった。ただし火を発するスリンガーアイテムでトドメを刺すと従来通りバラバラになるので注意。
ランゴスタ&カンタロスの討伐クエストも健在。これらのクエストのためだけに毒けむり玉を調合する手間をかけずに済むようになった。非常に良い改善点である。
一部素材系アイテムの入手難易度が上昇
「鳴き袋」「火炎袋」「肥沃なドロ」など、一部モンスター素材のドロップ確率が減少した。勿論レア度は変わっていない。そのため、これらの素材を集めるためだけにクエストを周回するということもしばしば起こる。非常に面倒くさい。
ネルギガンテ、マジキチな強さを見せつける
単発火力はもちろんのこと、隙の無い連撃と他モンスターに比べて広い攻撃判定が襲い掛かった。特に瀕死時はこれが顕著で全く手が付けられなくなるほど。
対策は強力な武具を揃え立ち回りを覚えるのみ。新モンスターながらも古風な、あるいは王道を征く古龍種といえよう。
その他古龍も強め(ヴァルハザクを除く)
詳しくはこちら↓
ゼノ・ジーヴァ、チキン。
本作のラスボスはゼノ・ジーヴァ。
攻撃と後退と繰り返して自分とハンターとの間合いを広げまくって、得意のブレスでダメージを稼いでいく。ブレスの火力はそこまで高くないのでまだ許容できるが、問題はエリア移動後で、一定時間経過で空を舞いブレスを連発するが、一部剣士武器では絶対に届かない高さまで舞ってしまい、まともにダメージを稼ぐことができない(一応尻尾がぶら下がっているのでそこを攻め込むが、速いのでダメージが稼ぎにくい)。また一撃死(?)攻撃も視認性が悪く、いつこの攻撃が来るか分かりにくい。
ゼノ・ジーヴァ、一撃死を除く火力に関しては特に目立たないが、とにかく逃げる、避けるに徹した挙動となっており、狩りにくさだけを追求した作りとなっている。本作はチキンな挙動するモンスターが多いが、彼はそれが一際目立つ。
フィールド・採取関連
龍結晶の地、クーラードリンクはお忘れなく
上位の追加フィールドとして「龍結晶の地」が登場。ネルギガンテなど古龍の本拠地であり、終盤はここが狩場になることが多い。
フィールドギミックは天空山+地底火山といった感じか。火山を冠しない初めての溶岩エリアを持つ点では歴史的といえる。勿論クーラードリンクは必要で、多くのハンターはここで初めてクーラードリンクを使うことになるであろう(砂漠系フィールドである大蟻塚では不必要)。
無印系統以来の寒冷系フィールドなし
クリアする直前で初めて知った事実だが、雪山や凍土など、寒冷系のフィールドが登場しない。唯一の氷属性モンスターであるレイギエナは陸珊瑚に生息しており、登場させる必要性が無かったからであろう。
寒冷系フィールドは無印系統以来の未登場で、ホットドリンクに至っては未実装*2。寒冷系を主戦場とするドドブランゴやベリオロスなどが追加実装された場合はどうなるだろうか。まさか陸珊瑚には出ないよな・・・w
ゲームシステム関連
食事システムがさらに改善。フィールド中での食事が可能に
食事システムは4系統に準拠、料理を複数種類選び、グレードに応じて体力・スタミナを上昇させ、品目に応じた食事スキルが発動するところに変わりはない。「定食」として最初からメニューがセットされた項目が登場。
そんな本作の食事システムの最大の評価点は、フィールド中での食事が可能になった所。BCに食事処が設置され、拠点と同様のメニューで食べられる。これにより食べ忘れによるリタイアはほぼ発生しなくなった。ただしゾラ・マグダラオスの初見時は食事処のあるBCから始まらないため拠点での食事が必須となる。
僕はいちいち選ぶの面倒なのと食事スキルの発動に特にこだわりが無いのでいつも「オススメ定食」を選んでいます。
施設について
本作の施設は前述の「食事」のほか、「植生研究所」「錬金」「交易船」「オトモダチ探検隊」が登場。
植生研究所は4系統の竜人商人やXのオトモ広場とほぼ同じで、従来通り植物やキノコを増殖させることが可能。マンドラゴラなど、一部レアアイテムは2回以上の狩猟で初めて増殖する制約が設けられた。その代わり栽培回数を設定する概念が無くなったため、放置していれば受け取りBOXの枠を許す限りそのアイテムを増殖させることが可能。ただネムリ草など高需要の植物を序盤で育てられないのはかなり痛い・・・。
オトモダチ探検隊はMHP3のモンニャン隊に近いシステム。ただし本作はオトモの新規雇用が出来なくなっており、本作をプレイしている他のハンターのオトモが出撃する。一応上位に行けばそれなりの数値を持ったパーティが用意されるが、ランダムとやや使い勝手が悪い。また素材も微妙で、禍々しい布もめったに持ち帰らない。デスギアシリーズ作りにくすぎ・・・。
錬金はアイテムを増殖できるようになった他、護石と装飾品の立ち位置が変わったことで「装飾品錬金」が登場。シビレ罠など高需要の消費アイテムをいらない素材で増殖できるのは非常に助かる。装飾品の方はまだやっていないが、テーブルが解析されているようなので厳選できる模様。もう少し余裕が出たらやってみます。
交易船は3系統とは異なり、消費アイテムやモンスター素材をポイントで購入できる新しいシステムに。ただ正直微妙。
なお過去作とは異なり、ルームサービスはオトモダチ探検隊を除く施設の「委託」を行っていない。あの機能はかなり便利だっただけに残念。
とりあえず今のところ気づいた点はこれくらいです。上位に入って古龍の挙動の酷さもあり、少し本作への評価が下がりました。とはいえ、良い所がない訳ではないのでそこはきちんと評価したいです。また気づいたことがありましたら特別版として後日うpします。雑な文章になってしまい申し訳ございません。