大幅に遅れました、すみません。2018年の春アニメ、1クール作品が終わり2クール作品が折り返し地点を迎えました。今期も恒例のクール総括をやっていきたいと思います。また記事後半にはギアス総集編の感想も載せています。
2018春アニメ感想
リアタイ視聴12クール目となる今年の春アニメ。今期はダリフラをはじめオリジナルアニメが強いと感じたが、原作勢でもゴールデンカムイと魔法少女サイトなどが良い出来だった。
以下、放送終了または2クール作品で一区切りを迎えた作品の順番に並べています。東京喰種は溜めてしまったので扱いません(続編が放送される秋までには見ます)。前半戦の感想は下記リンクからどうぞ。
こみっくがーるず
きらら原作として「ゆるキャン」後の重圧の中で迎えた本作だったがこちらも素晴らしい出来を見せた。ハイテンポな展開とギャグ、「良い話」が絶妙に噛み合っていた。かおすの成長を感じられた11話が個人的ベスト回。最終話は少々ドタバタ気味だったが上手くまとめてきた。
キャラ・・・★★★★☆
内容・・・・★★★☆☆
作画・・・・★★★☆☆
音楽声優・・★★★★☆
14/20点
シュタインズゲート・ゼロ(第1クール、11話まで扱う)
クリスティーナが死亡したβ世界線で繰り広げられる「シュタゲ」2期。第1クールは1期の穴埋めといった感じか。1期以上に難解でなかなか頭に入らず。
2期新キャラ勢がサブキャラのまま終わってしまったが、意味深なシーンもあり油断できない。
キャラ・・・★★★☆☆
内容・・・・★★★★☆
作画・・・・★★★★☆
音楽声優・・★★★★☆
15/20点
魔法少女サイト
魔法少女サイト、総括。
— 小路あかり (@akairomosaic) June 23, 2018
伏線未回収など気になる所もあったが素晴らしい作品だった。色々な意味で際どい描写と、不幸を抱えた少女たちの葛藤がグサリと刺さった。あと最初は厳しい評価を下したけど、終わってみれば原作を買うくらいにハマった。2期欲しいね#MGSanime
ステッキの設定が個人的に巧みだなって感じた。魔法少女モノというよりは異能力バトルと捉えた方がいいかな。男が使えるという所が一番の衝撃だった(しかもパンツ型というw)
— 小路あかり (@akairomosaic) June 23, 2018
テンペストに関してはあやふやなまま終わっちゃったけど、そこは原作読んでくださいって事かね#MGSanime
キャラ・・・★★★★☆
内容・・・・★★★★★
作画・・・・★★★☆☆
音楽声優・・★★★★☆
16/20点
刀使ノ巫女(第2クール、完結)
キャラ・・・★★★★☆
内容・・・・★★★☆☆
作画・・・・★★★☆☆
音楽声優・・★★★★☆
14/20点
ゴールデンカムイ
言いたいことは前半で言い切っているので割愛。とにかく毎週楽しませてくれました。最終回が競馬回だったのは意外、ギャンブルはご用心。
2期(実質分割2クール目)は秋放送。
キャラ・・・★★★★★
内容・・・・★★★★☆
作画・・・・★★★☆☆
音楽声優・・★★★☆☆
15/20点
あまんちゅ!~あどばんす~
個人的には1期より2期の方が好き。
キャラ・・・★★★★☆
内容・・・・★★★★☆
作画・・・・★★★★☆
音楽声優・・★★★☆☆
15/20点
キャプテン翼(13話までを扱う)
キャラ・・・★★★☆☆
内容・・・・★★☆☆☆
作画・・・・★★★☆☆
音楽声優・・★★★☆☆
11/20点
多田くんは恋をしない
今更ながら多田くん最終回見終わりました。バッドエンド確定かと思いきやスタートラインでした的な・・・?
— 小路あかり (@akairomosaic) July 4, 2018
ラブコメとしては十分面白かったけどそれ以外の面で物足りなさもあったかな
個人的にラブコメでバッドエンドは好きでないのでハッピーエンドで締めくくって良し。終盤の伊集院くんの有能ぶりは良かった。最終話の迫真の演技は胸に刺さった。
上で挙げた物足りない点は2つ。1つ目はギャグ色が思った以上に薄かった所。序盤、特に2話はギャグの振り方が見事で野崎くんと同じ路線で行くのかなと思ったけどそれ以降ギャグのキレを失ってしまったのが残念。差別化を狙ったと思われるがもっと違う強みを見せて欲しかった。2つ目はハッピーエンドにしたのは良かったものの急展開すぎた所。盛り上がり所が8話以降だったので3~7話辺りをもう少しコンパクトにしても良かったし、色々やろうとしたけど間に合いませんでした、的な部分が目立った。2クールならもう少し制作側のやりたいこともできたんじゃないかな、と思う。
キャラ・・・★★★☆☆
内容・・・・★★★☆☆
作画・・・・★★★☆☆
音楽声優・・★★★☆☆
12/20点
ひそねとまそたん
終始非常に楽しませてくれました。恋愛要素をそういう形で落とし込んできたか、と感じた9~10話辺りがピークだった。唯一、最終話がご都合ENDだったのは心残り。
ボンズアニメらしく作画も良き、古臭さが良い方面に出ている。
キャラ・・・★★★★☆
内容・・・・★★★★☆
作画・・・・★★★★☆
音楽声優・・★★★★☆
16/20点
イナズマイレブン アレスの天秤(13話までを扱う)
初代とはまた違った面白さを見せてくれている本作。星章学園の再戦を描いた12~13話が(再戦に至った動機こそ滅茶苦茶だか)個人的ベスト回。ライバル校の存在だけで熱くなれますね。
必殺技のエフェクトも良き。ネーミングや焼き直し具合は気になるものの、演出の力は大きい。あとは化身がなく単に必殺技の殴り合いというのも良い(GOはそれが原因で序盤で切ってしまった)。
初代との相違点は練習シーンで必殺技の練習よりも戦術関係の描写が多いことだろうか。初代は軽視気味だったのでここに目を付けたのは面白い。
で、レモネードの方はいつ必殺技を覚えるんでしょうね・・・?
キャラ・・・★★★★☆
内容・・・・★★★★☆
作画・・・・★★★☆☆
音楽声優・・★★☆☆☆
13/20点
SAOオルタナティブ ガンゲイル・オンライン
ピトさんの命を守るために全力でピトさんと戦った物語後半。ピトさんとの対決で7話も使うの?と不安だったが上手い感じにまとめてきた。近距離瞬発派のレンと遠距離高火力派フカ次郎のコンビが絶妙すぎた。最終話は6話同様に肉弾戦、SAOリスペクトどころかガンアクション要素はどこへ行った?w
心の闇を抱えた登場人物がゲームを通じて自己表現。ゲームとしてはある意味正しい。SAOではあまりなかった描写、ファントムバレットだけを描く以外の良い差別点だったと思う。
ただMさんとピトさんの恋愛描写は一応最終回で説明は入っていたものの、安っぽかった。あとはSAOを冠しながらリスペクト以外の、ファンサービスな所がキリトやシノンの名前を出すくらいで少なすぎたのが残念だった(作者違うから仕方ないのかな?)。
キャラ・・・★★★☆☆
内容・・・・★★★☆☆
作画・・・・★★★★☆
音楽声優・・★★★★☆
14/20点
ダーリン・イン・ザ・フランキス(第2クール、完結)
今更ながらダリフラ最終回見終わりました。尺のせいかちょっと急ぎな部分もありましたが良い終わり方だったと思います。
— 小路あかり (@akairomosaic) July 10, 2018
2期作る余地は・・・ハードル高すぎるから無くても良いかな
あとココロの子ども生まれてくるシーンの作画めっちゃ気合入ってたなぁ(スクショ忘れた)
— 小路あかり (@akairomosaic) July 10, 2018
トリガー伝統?の宇宙展開へと突き進んだ物語終盤。終わってみて宇宙展開必要だったか?とは思ったが、本作のコンセプトは最後まで崩していなかったので良しとしましょう。
キャラ・・・★★★★★
内容・・・・★★★★☆
作画・・・・★★★★★
音楽声優・・★★★★☆
18/20点
七つの大罪 戒めの復活(第2クール、完結)
原作がまた続いているという事で俺たちの戦いはこれからだエンド。3期欲しいです。
ただ2期に入ってキャラの数がインフレしすぎてるのはちょっとなって思った(元々多い方だけど)。
キャラ・・・★★★★☆
内容・・・・★★★☆☆
作画・・・・★★★☆☆
音楽声優・・★★★☆☆
13/20点
再放送作品感想
強い絆で結ばれた4人の成長譚。素晴らしいアニメでした。それだけにリアタイで見なかったのが悔やまれる・・・#yorimoi
— 小路あかり (@akairomosaic) June 26, 2018
ソードアート・オンラインⅡ(第2クール)・・・「キャリバー編」「マザーズ・ロザリオ編」を放送。マザーズ・ロザリオ編は個人的にSAOで一番面白かったと感じている。難病患者をフルダイブさせるやつはリアルでも実現してほしいですね。3期ことアリシゼーションは秋放送。
結城友奈は勇者である(1期後半~勇者の章)・・・勇者の章の本放送時の感想はこちらから
主題歌表彰
OP
#akariのアニメ主題歌表彰 2018春・OP部門
— 小路あかり (@akairomosaic) June 21, 2018
【金賞】Changing point(魔法少女サイト)
【銀賞】Memories(こみっくがーるず)
【銅賞】ファティマ(シュタゲゼロ)
【次点】オトモダチフィルム(多田恋)、少女はあの空を渡る(ひそまそ)、Winding Road(ゴールデンカムイ)、流星(GGO)
おそらくリアルタイムで視聴し始めてから最も豊作であったであろう今期OP陣。そんな中でも魔法少女サイトOPが早々と覇権を決めてしまった。銀賞以下は紙一重で、こみがOPとシュタゲゼロOPがそれぞれランクイン。
ED
#akariのアニメ主題歌表彰 2018春・ED部門
— 小路あかり (@akairomosaic) June 21, 2018
【金賞】Le temps de la rentree~恋の家路(新学期)~(ひそまそ)
【銀賞】ハロー、ハロー(あまんちゅ)
【銅賞】ラブソング(多田恋)
【次点】To see the future(GGO)、ゼンゼントモダチ(魔法少女サイト)、未来エピローグ(刀使ノ巫女)
こちらも豊作に恵まれた。OP以上に接戦だったがフランス語とダンスで個性を出したひそまそEDが金賞を獲得。11話では異例となるカラオケverも流れた。
「コードギアス 反逆のルルーシュ Ⅲ 皇道」感想
5月26日に公開された、ギアス劇場総集編第3部の感想になります。
概ねオリジナルと同じ展開、しかしシャーリー関係で大きな改編が
ルルーシュとスザクが枢木神社で再開するシーンから始まった第3部。
重要なシーンで細かいセリフ改変が見られたり、挿入歌が何曲が入ったところを除けばほぼオリジナル通りの展開となった。個人的にはシャーリーが生存したのでもっと派手に改変してくるだろうなと思っていたので少し意外である。
シャーリーが「叛道」で生存したため、登場する追加シーンがいくつか挿入された。その中で竹藪の中でC.C.と対面するシーンがあったのが個人的に印象的だった。C.C.との出会いがシャーリーをどう変えるのか、「復活」ではそういう所でも楽しみである。
ラスト、「復活のルルーシュ」へ繋がる重要な描写が
ほぼオリジナルのままルルーシュの死亡シーンを迎えた訳だが、その後C.C.は馬車の上で寝そべっておらず騎乗していたところが大きな改変ポイントだった。オレンジことジェレミアとシャーリーが何かを運び出したそうだが・・・、果たしてそれはルルーシュのことだろうか。
公式サイト
2018夏アニメ視聴作品について
ツイフィールからご覧ください。※随時更新