あかいろモザイク

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【企画】2016年の秋アニメを振り返る【Part3】

皆さんこんばんは。小路あかりです。

リアタイ視聴した深夜アニメのクールを振り返る企画第3弾です。今回は2016年の秋アニメを振り返ろうかと思います。投稿遅れて申し訳ありませんでした。

前回(Part2,2016春)はこちらからどうぞ。

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前々回(Part1,2015夏)はこちらからどうぞ。

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秋の実り、「空前絶後」の豊作クール

このクールの視聴本数は、「ユーフォ2」「卓球娘」「フリフラ」「ユーリ」「ドリフターズ」「ダイヤモンドは砕けない(第3クール)」「ステラのまほう」「ハイキュー」「イゼッタ」「文スト(2期)」「ガリナン」「まほいく」「WWW.WORKING!!」「ブレウィ」「刀剣乱舞」「競女」「ろんぐらいだぁす」「うどんの国」「まとい」「DAYS」の20本(途中切りしたのを除いて)。初の20本越えクールとなった。

これほどに本数を増やせたのは、またも大学の時間割のおかげかと。前期同様に1講は週3だったものの、全体的に履修可能な授業数が減ったために時間にさらにゆとりが生まれた*1。結果として実況しやすい環境がさらに整備されたが、それでも個人的にも20本捌けたのは奇跡に等しいレベルかと。当時は今以上にアニメモチベが高かったことも幸いし、1本も溜めることなく走り切れた。

また個人的な要因のみならず、この年と翌年は新作アニメの放映本数が凄まじいほどに多かった。2016年の新作アニメ放映本数は全日帯なども含めて319本(ソース:https://www.animesachi.com/visitor/year.html)。これほど視聴本数が多くなるのはある意味必然かと。それにあまりの多さにtwitter内外で叩かれていた模様、まぁあからさまなんだけどね。

とは書いたものの、個人的なアニメモチベのピークはこの時期で、翌2017冬以降はまた15本前後に落ち着いた。その他めちゃくちゃどうでも良い話だが、この時期から実況時のハッシュタグを日本語からアルファベットのものをメインに使うようになっている。

 

問題児(?)揃いのラインナップ

20本を見てきたからそりゃ1~2本はヤバイやつあるだろとは思うのだが、このクールは色々物議を醸した作品が比較的多かったのが印象。制作体制、作画、内容など様々な面で騒がれた作品が世に放たれた。

まずは「ろんぐらいだぁす」。「ガルパン」などで知られるアクタス制作の自転車アニメ。しかし当のガルパンが放送延期の「前科」があり不安視されており、その予感は見事的中。10話をもって1クール延期され、翌2017年3月に残る2話を放送し完走した。作画も中盤以降不安定さが増し、カットによって建物のデザインが異なるといった騒ぎも起こった。でも内容は面白かったと言いたい。

次は「ガーリッシュナンバー」。ディオメディア制作のオリジナル作品で、声優やアニメ業界にスポットライトを当てた、いわゆる「お仕事アニメ」。当時は本作に限らずSHIROBAKOの影響を受けたようなお仕事アニメが多かったような気が。OPもキラキラした曲調だったが、蓋を開けて見れば、業界絡みのブラックジョーク連発という中々癖の強い作品に。それで最後まで持ってくれば良かったのだが、終盤に中途半端に新キャラを出したり終盤の展開がグダり出したりと笑えない出来に。さらには放送後に発表されていたショートアニメも企画倒れになるなど、色々な意味で残念なアニメになってしまった。

最後は「うどんの国の金色毛鞠」。内容自体は普通に面白く、作画も安定していたが、放送前に製作体制を巡ってイザコザがあった。なかなか闇が深いのとここで書くと長くなるので詳しくはググっていただきたい。

 

「卓球娘」の熱狂と「フリフラ」の冒険感

大豊作だった2016年の秋アニメの中でも特に思い入れがあるのが「灼熱の卓球娘」と「フリップフラッパーズ」の2作品。卓球娘は「ゆゆ式」などで知られるキネマシトラス制作の卓球アニメ。迫力満点な卓球描写と癖揃いなキャラ、そして神がかりな試合劇伴に痺れた。原作は打ち切りになっちゃったけど今でも好きです。「フリップフラッパーズ」はオリジナルアニメ。奇想天外すぎる冒険アニメだったけど見ていて楽しかった。とにかくひたすらに動いた。劇伴や主題歌の完成度も高し、サントラも買った。

このクールに限った話じゃないんだけど、見始めて間もないころに見たアニメって結構印象に深く刻まれているんですよね。

 

「ユーフォ2」1期以上の神展開を見せる

ユーフォ2期もめちゃくちゃ面白かった。1期の積み重ねをそのまま生かす王道展開ではあったが、前半の2年生のイザコザは色々とハラハラしたし、百合描写(くみれいとかなかよし川とか)も加速していた。そして8話の久美子があすか先輩を説くシーンは強烈だった。作画劇伴も"金賞ゴールド"の出来だった。久美子3年生編、待ってます。

 

その他も個性に富んだ作品たち。ただ失速も多かった

このクールの特徴を挙げるなら、1クール1本はあるような絶対的な話題度を持つ作品が無かった一方で良作~名作クラスがとにかく多かった気がする。僕の周りではユーフォやJOJO4部(このクールで完結)が強かった印象。ただ同時に序盤めちゃくちゃ面白かったのに、冷めたり蛇足な展開で終盤に失速してしまった、といった作品も多かった。

特に残念だったのが「イゼッタ」。中盤までの展開の良さは見事だったけどライバルキャラを出して対決させた終盤は作品の良さが失われてしまった。色々解釈できる締め方を取ったのはまだ救いだったけど。

 

アニメ映画の躍進目立つ。でもTVアニメも捨てがたい

最後は2016年の秋アニメの話よりも、2016年のアニメ業界の話。この年の秋アニメが放送されていた時期は「君の名は。」や「聲の形」、そして「この世界の片隅に」と、現在も語り継がれているレベルのアニメ映画が集中的に上映されていた。当時のtwitterをはじめネットはアニメ映画の話題が凄まじく、TVアニメに関しては注目作やシリーズ作がちょっと話題になる程度であった。

劇場アニメの躍進もあり、一部では「TVはオワコン、時代は映画」だなんてあからさまな意見も。確かにアニメ映画はTVアニメとは違い入場料で確実に稼げたり、TVアニメでは常に足かせになっている「尺」も映画では比較的自由にやれるので気にならないメリットはある。でも1本に収めるが故に薄味になりがちというデメリットもあるし(実際、TVアニメの劇場化作品で続編的立ち位置を取った作品で多い)、また亡国のアキトやガルパン最終章等で採用されている、5~6章構成だと1勝毎の公開スパンが長くて(そこまでのファンじゃない人だと)ストーリーを忘れがちというデメリットもあるし、それが微妙な出来だった時のダメージもTV以上に大きいかと。つまりは映画が絶対的に優位に立っているわけではないと思う。

 

終わりに・次回の予定

冒頭に述べた通り、投稿が1週間遅れて申し訳ありませんでした。遅れた理由はうp予定日直前に、最後のアニメ映画の所で大幅に修正を入れたからです。煽り要素が強くてくどくなったので一から書き直しました。

次回は2017年の冬アニメを振り返っていこうかと思います。世間がけもフレフィーバーに沸いたクールですが、それ以外にも多くの良作で出会えた思い出のクールなのでじっくり語っていこうかと思います。

*1:もっと取れと言われるかもしれないけど、これでも大学で設定されていた単位取得上限ぎりぎりだったので悪しからず。ちなみにFランです。