あかいろモザイク

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【企画】2018年の冬アニメを振り返る【Part5】

皆さんこんばんは。小路あかりです。 リアタイ視聴した深夜アニメのクールを振り返る企画第5弾です。今回は2018年の冬アニメを振り返ろうかと思います。 当初のうp予定から2週間遅れてしまい申し訳ございませんでした。

過去にうpした記事はこちらからどうぞ↓

akairomosaic.hateblo.jp

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視聴本数は12本。少数だったけど充実のクール

このクールでは「ダリフラ」「ゆるキャン」「ヴァイオレット」「小泉さん」「刀使ノ巫女」「まほよめ」「スロスタ」「七つの大罪2期」「だがしかし2」「たくのみ」「デスマ」「ポプテピ」の12本を視聴。非リアタイではあるものの、後日「高木さん1期」「よりもい」「オバロⅡ」も見た。

このクールの本数が伸びなかったのはやはり大学の時間割。月曜1講が復活したり卒論への準備が本格化したり、そしてこの春から就活が始まったりと、かなり忙しかったのが一因。それでもリアタイ視聴は割とできており、録画で大量に溜めるといったことは起こらなかった。

 

空前の「ゆるキャン△」ブーム

前回(Part3)の序盤でも書いたように、冬アニメは前評判の高くない作品が話題をかっさらうことが多い。その予感は2018年でも的中したが、それに名乗りを上げたのが「ゆるキャン△」。女子高生がキャンプを通じて交流する日常系アニメではあったが、従来の日常系作品にはなかった関係性や距離感が高く評価され、このクール最大の話題作となった。私自身も本作は凄く楽しめたし、新しい時代の日常系が来たなと強く感じさせた。ちなみにリアルでキャンプしたいかと言うと・・・予算と時間がねw

そんなゆるキャン△はショートアニメ「へやキャン△」や実写ドラマ版も放送し、いずれも概ね高い評価を得た。ドラマ版は原作やアニメ版をほぼなぞる形ではあったものの、作品の雰囲気を100%出し切れていたと感じたし、不安要素の1つだった役者の演技もコミカルかつ気持ち悪くならない程度に演じ切れていたと思う。へやキャンも時間こそ短かったものの本作の面白さが十分出せていた。そして来年1月からは2期が放送され、その後には劇場版の公開も予定されている。本作の、きらら作品のファンとして、本作がここまで盛り上がったのは本当に良かったと思っているし、今後の作品・メディアミックス展開にも大いに期待したい。

 

当初の(個人的)覇権候補も十分すぎる面白さ

前述の通り、ゆるキャン△が最大の話題作となったこのクールだが、当初は「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」と「ダーリン・イン・ザ・フランキス」の2本のどっちかが一番面白くなるんじゃないかと予想していた。そんな2作品ではあるが、前述のゆるキャン△には及ばなかったものの全体的には面白かったと感じている。

「ヴァイオレット」に関しては序盤の物語の進行速度の速さで後半失速しないかと不安視していたが、後半からの怒涛の神回ラッシュで大いに感動させた。ラストのゲリラとの戦闘が微妙だったのは残念だったけど。京アニの最大の武器である作画も、劇場版クラスの高品質を全話通じ維持し、作画だけで見るなら2018年のナンバーワン作品だったと感じている。

ダリフラ」は設定の際どさで放送当時も放送後も賛否分かれている作品ではあったけど、個人的にはアリだった。設定のエモさもメカ戦闘の迫力も期待通りだった。強いて言うならラスト2話が駆け足すぎたくらいか。

 

ポプテピ、狂気の「一発芸」

ネタ的にこのクールで最も盛り上がったのはやはり「ポプテピピック」であろう。予告なしで毎週かわるポプ子とピピ美の声優、ニコニコ全盛期のMAD動画を彷彿とさせるシュールなネタの詰め合わせ、そしてA,Bパートで同一の内容を放送する前代未聞の番組構成を成し、斬新さや特異性のマシンガンともいえる体制で世に放たれた。

最初はあまりのヤバさに頭がおかしくなりそうだったが、全話通じワンパターンな構成であとは内容を変えていくだけだったため、中盤から飽きを感じさせてしまった。面白いパートとかネタは後半でもいくつかはあったものの、良くも悪くも一発屋芸人みたいなアニメになってしまった。

AパートとBパートで声優以外にも映像で細かな違いを入れて、間違い探しの要素を加えていれば、エンドレスエイトみたいにまだマシな出来になっていたんじゃないかと思う。あとは内容のパロディ度が高すぎるが故に、分からない人には全く伝わらなかったのも残念だった(こういうノリは同人レベルで留めてほしいかと)。

リアタイ当時の記事を先日再投稿しましたので、こちらからどうぞ↓

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そして本作の放送から2年が経過し、本作の制作スタッフが多数参加している「ギャルと恐竜」が10月に放送再開される。ポプテピ同様に従来のTVアニメの枠にとらわれない構造や、Bパートの実写パートでアニメとしてカテゴライズすべきかどうか悩ませるような作品とはなっているものの、放送中断前の内容を見ると少々微妙な内容。未放送話で挽回できるかどうかに期待したい。

 

スロウスタート」、王道日常系の帰還

このクールではきらら作品がもう1本、「スロウスタート」が放送されていた。主人公の花名が浪人という設定がある以外はきらら原作の日常系のフォーマットに則った、いわば王道日常系ではあったが、浪人であることをクラスメートを隠していく、というちょっとしたスリリング要素さもあり、本作ならではの面白さをしっかりと見出すことができた。

少し逸れるが、日常系と呼ばれているアニメも色々カテゴライズすると作品の見方は変わってくるんじゃないかと思う。本作やAチャンネルきんモザのような個性ある要素を用意してあとは王道のレールで転がしていく「王道日常系」、前述のゆるキャン△ヤマノススメような「アウトドア系」、メイドラゴンやまちカドまぞくのような「ファンタジー系」、そしてゆゆゆやがっこうぐらしのような「新日常系」等。ジャンルがジャンルな故に馬鹿にされることもあるけど(このジャンルに限った話ではない)、こういうのを細分化すると今はどんなのがトレンドなのか、または次はどんな作品が来るのかなと期待を膨らませることができるんじゃないかと。

 

その他、本クールを盛り上げたダークホース

このクールもう1本のオリジナル作品である「刀使ノ巫女」は、序盤こそ微妙ではあったものの、1クール終盤の盛り上がりや第2クールでの見事な伏線回収などで中々に楽しませてくれた。キャラも非常に魅力的だったし、コンテンツとして生き続けているのはその証明かと。各校の制服えちすぎ。

このクールで見たショートアニメは「だがしかし2」と「たくのみ。」の2本。だがしかし2は30分枠だった1期のグダり具合を15分にして解決したのはナイス判断。たくのみは完全ノーマークだったけどただお酒飲んでるだけでこんなに面白くなるとは思わなかった。でもこれがアイムズの遺作になったんだよね・・・。

最後に前評判を覆す面白さを見せたダークホースを2本。1本目は「小泉さん」。いわゆる飯テロアニメで、ラーメンにスポットを当てた作品。それまで個人的に飯テロものは食べてるシーンだけで話は微妙みたいなイメージを抱いていたが、本作ではラーメンを食べるシーンと、レズキャラの悠による変態ムーブがバランスよく構成されており飽きさせてくれなかった。2本目は「デスマ」。なろう原作の異世界モノで、他作品とどう差別化していくかに注目していたが、本作はパーティの家族感やスキル(作中での名称は覚えていない)の活用法など、火力でゴリ押すのではなく工夫して課題を解決していく様子が気持ちよかった。翌年に放送された「転スラ」でも同じような感覚で見れたし、なろうモノも進化してるなあと実感させられた。

 

最後に・次回の予定

本編の投稿についてですが、残念ながら今回が最後になります。その代わり、本編になる文章量にはならなかったけど、印象深かったクールを番外編という形で来週以降にうpする予定です。